批評:
ダンスとパフォーマンスの区分けが曖昧な昨今、「今日はダンスを観た」と確かな実感があった。空き缶と砂という演出に、動きが負けていない。演出過多で「これもダンス、あれもダンス」という拡大解釈でダンスファンを拡張しようとするアイディアも多くなってきた中で、「これがダンス」というアーティスト側からの強度を真っ向から受け取ることができた。こうした硬派で良質なダンス作品が増えるとダンスシーンにもエッヂが戻るように感じる
飯名直人 (Dance and Media Japan ) / 2006年8月25日より抜粋
【 コンセプト・構成・演出・振付・出演 】 岩淵多喜子
【 照明デザイン 】岩品武顕
【 美術デザイン】 岩淵多喜子
【美術製作】 高原尚司
【 音楽編集 】 牛川紀政
【 衣装 】 斉藤絵美
【 所要時間 】 約20 分
【上 演】
2006.8月 ショートピース公演 (Plan B/東京)
2007.9月 日韓ダンスコンタクト (メリーホール/ソウル、韓国)
10月 ダンス活性化事業 (あやま文化センター、伊賀、三重県)
。。11月 日韓ダンスコンタクト (青山円形劇場)
。。12月 踊りに行くぜ!!vol.8/(淡路島、弘前)